我が家のプレステ20GB初期型PS3がついにYLODで起動しなくなったので修理してみた件
お気軽です。
すいません肝心の写真撮り忘れました。
文字ベースの修理備忘録ですがご勘弁をっ!
PS3を1年以上ほったらかしにして、
久々に起動してみたら見事に壊れてました。
早速ネットで情報収集をしていると
どうも巷で噂のYLOD(Yellow Light of Death)ってやつらしい?
症状としては電源スイッチに触れてPS3を起動、
起動中に一瞬黄色くLEDが付いたと思ったらその直後、
赤に変わって点滅・・・・
音で表現するなら「ピッ・・ブゥゥゥ~・・・ピピピッ」って感じです。
ただ、全く起動しない訳でもなく、
何度か繰り返してると時々起動し、
その後PS3の電源が急に落ちる事なく、徐々に熱を持ち出すと、
ありのまま、いやいや、そのまま使えるので
当初、コンデンサの寿命かな?なんて思ってたのですが
ネットで色々調べてると、どうもハンダクラックが原因らしい。
主にCELLと言われるCPUとグラフィックチップのRSXと
その周辺でハンダクラックが発生している可能性が
あるとのこと。
何れにしても、YLODの赤ランプ点滅故障にしては
比較的初期段階で軽微な状態と勝手に素人判断。
修理に出そうかと思ったけど2014年10月初旬時点では、
既にソニーの修理サポートは終了とのこと
2014年4月2日でアフターサービスは終わっている。
ネットで調べまくってハンダのリフリーやリボール作業を
行ってくれそうな信頼してもよさげな業者さんをいくつか
見つけそこにお願いしようかと思ったけど
よくよく考えると現在の現行型のPS3-4300Cが税込28,058円と
初期型を購入した時と比べると約半額、
消費電力も初期型約380Wに比べて190Wとかなり減っている。
PS4も発売されているご時世、修理してもどうせ
故障が再発するなら
(※ハンダの材質を変更しリボールするとかなりの確率で再発の可能性は低い)
いっそ買い替えなんて思いもしましたが
やはり初期型、過去の大いなる遺産である、
PS PS2のゲームが楽しめる唯一の型番です。
初期型PS3購入した際にPS、PS2共に粗大ごみに
出した経緯もあり、簡単には諦めきれないです。
そこでネットによくあるヒートガンでの
リフロー修理を決行!
封印シールをバリッとめくって分解開始。
例の星形ネジをマイナスドライバーで代用、
意外にPS3の分解って簡単で各パーツが
きっちりユニット化されてるのでケーブル類に
気を付ければあっさり基盤にまで到達。
今回使った道具はこれ
ヒートガン↓
温度をデジタル表示!ヒートガン!AP デジタルヒートガン【ホットガン ヒートガン】【温める 熱…
レーザーポイント機能付き放射温度計
【送料無料】 シンワ測定 放射温度計 レーザーポイント機能付73010 B 【smtb-TK】
ヒートガンについては2000円前後の安いのあったけど
最大1800Wが大半で温度調節もし辛いみたいだったので
今後も使うであろうことからあえて温度調節がデジタルで
設定できて且つ、使用後の熱冷まし機能付きの物にしました。
その他はお決まりの、鉛フリーはんだ対応の
HAKKO(白光) FS-200フラックスとアルミテープ
アルミテープについては値が張りますがなるべく
糊(接着剤)部が理由は省きますがシリコン系を選びましょう。
熱伝導グリース?熱伝導グリス?どっちでもいいけど
パソコンのパーツ屋さんに売ってるCPUとヒートシンクの
間に塗るやつです。
熱伝導率が高い方が良いみたいですが
一度修理したりしだすと頻繁に分解等を繰り返す事に
なるだろうから別に安くても熱伝導しない事はないので
容量が多い方が何かとコスト安です。
ちなみに私は楽天で下記のやつ買いました。
さて、ここからが肝心のヒートガンによる
リフロー作業になります。
基盤をまず目視、当然目視レベルじゃ
ハンダクラックなんて見ても分かりません。
一応ノートパソコンなんかの素人修理経験から
グラフィックチップのRSXが怪しいと狙いを定めて
周囲をアルミテープで固めて、フラックス流し込んで
イザッ焼き、部屋中フラックス臭で充満、換気しながら
焼きましょうねっ!
っで、結果から報告しますと400度設定で2センチ位の至近距離から
4隅を回るように合計で3分、4分、5分と
3回程焼いては組み立てをしましたが
何れも焼いて冷まして組み立て、そして無事起動はするものの
時間を置いて翌日起動すると症状再発の繰り返し。
4度目の正直で今度は放射温度計を使って
いったい今何度なのか確認しながら焼いてみました。
結果的にハンダが溶けると言われる220度~230度位だったかな?
には、到底届いていない位の温度で、壊す事を承知の気合で焼いて
160~180度位の結果。
この時点で、どうもヒートスプレッダーが邪魔な気がするので
家庭にあるようなステーキナイフ使って無理やりRSXの上に
乗っかってるヒートスプレッダー引き剥がして再度ヒートガンで
焼きのリフリーを行ってみました。
既にヤケクソになっているので450度設定でかなりの至近距離から
4隅と中心に計5分強程、熱風当ててやりました。
今回、微かにハンダ臭が漂います。
んっいけるかな?
何の根拠もない確信を持って冷ましてから組み立て。
組み立て直後は起動はしますが問題は翌日以降!
さてさて、結果はっ!
何事も無かったかのように普通に起動。!
やったぁ~って感じです。
その後、程ほど毎日、とりあえず
バイオハザード6を3時間程度繰り返し
プレイしてを1カ月以上続けましたが
2014年12月4日時点で今のところ再発していません。
時間の問題なんでしょうけどヒートスプレッダー剥がして
念入りに焼いてみるって効果あるみたいですね。
今回思ったのが意外と高温で焼いても壊れないって事です。
当然限度はあるでしょうけどまだしばらく使えそうなんで
再発したらまた焼いてみます。
設定値なんか具体的に書いてますが、
自力で修理する場合は自己責任でお願いしますっ!
追記の可能性高いですが今回は以上です。
すいません肝心の写真撮り忘れました。
文字ベースの修理備忘録ですがご勘弁をっ!
PS3を1年以上ほったらかしにして、
久々に起動してみたら見事に壊れてました。
早速ネットで情報収集をしていると
どうも巷で噂のYLOD(Yellow Light of Death)ってやつらしい?
症状としては電源スイッチに触れてPS3を起動、
起動中に一瞬黄色くLEDが付いたと思ったらその直後、
赤に変わって点滅・・・・
音で表現するなら「ピッ・・ブゥゥゥ~・・・ピピピッ」って感じです。
ただ、全く起動しない訳でもなく、
何度か繰り返してると時々起動し、
その後PS3の電源が急に落ちる事なく、徐々に熱を持ち出すと、
ありのまま、いやいや、そのまま使えるので
当初、コンデンサの寿命かな?なんて思ってたのですが
ネットで色々調べてると、どうもハンダクラックが原因らしい。
主にCELLと言われるCPUとグラフィックチップのRSXと
その周辺でハンダクラックが発生している可能性が
あるとのこと。
何れにしても、YLODの赤ランプ点滅故障にしては
比較的初期段階で軽微な状態と勝手に素人判断。
修理に出そうかと思ったけど2014年10月初旬時点では、
既にソニーの修理サポートは終了とのこと
2014年4月2日でアフターサービスは終わっている。
ネットで調べまくってハンダのリフリーやリボール作業を
行ってくれそうな信頼してもよさげな業者さんをいくつか
見つけそこにお願いしようかと思ったけど
よくよく考えると現在の現行型のPS3-4300Cが税込28,058円と
初期型を購入した時と比べると約半額、
消費電力も初期型約380Wに比べて190Wとかなり減っている。
PS4も発売されているご時世、修理してもどうせ
故障が再発するなら
(※ハンダの材質を変更しリボールするとかなりの確率で再発の可能性は低い)
いっそ買い替えなんて思いもしましたが
やはり初期型、過去の大いなる遺産である、
PS PS2のゲームが楽しめる唯一の型番です。
初期型PS3購入した際にPS、PS2共に粗大ごみに
出した経緯もあり、簡単には諦めきれないです。
そこでネットによくあるヒートガンでの
リフロー修理を決行!
封印シールをバリッとめくって分解開始。
例の星形ネジをマイナスドライバーで代用、
意外にPS3の分解って簡単で各パーツが
きっちりユニット化されてるのでケーブル類に
気を付ければあっさり基盤にまで到達。
今回使った道具はこれ
ヒートガン↓
温度をデジタル表示!ヒートガン!AP デジタルヒートガン【ホットガン ヒートガン】【温める 熱…
レーザーポイント機能付き放射温度計
【送料無料】 シンワ測定 放射温度計 レーザーポイント機能付73010 B 【smtb-TK】
ヒートガンについては2000円前後の安いのあったけど
最大1800Wが大半で温度調節もし辛いみたいだったので
今後も使うであろうことからあえて温度調節がデジタルで
設定できて且つ、使用後の熱冷まし機能付きの物にしました。
その他はお決まりの、鉛フリーはんだ対応の
HAKKO(白光) FS-200フラックスとアルミテープ
アルミテープについては値が張りますがなるべく
糊(接着剤)部が理由は省きますがシリコン系を選びましょう。
熱伝導グリース?熱伝導グリス?どっちでもいいけど
パソコンのパーツ屋さんに売ってるCPUとヒートシンクの
間に塗るやつです。
熱伝導率が高い方が良いみたいですが
一度修理したりしだすと頻繁に分解等を繰り返す事に
なるだろうから別に安くても熱伝導しない事はないので
容量が多い方が何かとコスト安です。
ちなみに私は楽天で下記のやつ買いました。
納期:【取寄品 出荷:約3-5日 土日祭日除く】【アイネックス(AINEX)】熱伝導グリス 大容量タ…価格:1,470円(税込、送料別) |
さて、ここからが肝心のヒートガンによる
リフロー作業になります。
基盤をまず目視、当然目視レベルじゃ
ハンダクラックなんて見ても分かりません。
一応ノートパソコンなんかの素人修理経験から
グラフィックチップのRSXが怪しいと狙いを定めて
周囲をアルミテープで固めて、フラックス流し込んで
イザッ焼き、部屋中フラックス臭で充満、換気しながら
焼きましょうねっ!
っで、結果から報告しますと400度設定で2センチ位の至近距離から
4隅を回るように合計で3分、4分、5分と
3回程焼いては組み立てをしましたが
何れも焼いて冷まして組み立て、そして無事起動はするものの
時間を置いて翌日起動すると症状再発の繰り返し。
4度目の正直で今度は放射温度計を使って
いったい今何度なのか確認しながら焼いてみました。
結果的にハンダが溶けると言われる220度~230度位だったかな?
には、到底届いていない位の温度で、壊す事を承知の気合で焼いて
160~180度位の結果。
この時点で、どうもヒートスプレッダーが邪魔な気がするので
家庭にあるようなステーキナイフ使って無理やりRSXの上に
乗っかってるヒートスプレッダー引き剥がして再度ヒートガンで
焼きのリフリーを行ってみました。
既にヤケクソになっているので450度設定でかなりの至近距離から
4隅と中心に計5分強程、熱風当ててやりました。
今回、微かにハンダ臭が漂います。
んっいけるかな?
何の根拠もない確信を持って冷ましてから組み立て。
組み立て直後は起動はしますが問題は翌日以降!
さてさて、結果はっ!
何事も無かったかのように普通に起動。!
やったぁ~って感じです。
その後、程ほど毎日、とりあえず
バイオハザード6を3時間程度繰り返し
プレイしてを1カ月以上続けましたが
2014年12月4日時点で今のところ再発していません。
時間の問題なんでしょうけどヒートスプレッダー剥がして
念入りに焼いてみるって効果あるみたいですね。
今回思ったのが意外と高温で焼いても壊れないって事です。
当然限度はあるでしょうけどまだしばらく使えそうなんで
再発したらまた焼いてみます。
設定値なんか具体的に書いてますが、
自力で修理する場合は自己責任でお願いしますっ!
追記の可能性高いですが今回は以上です。